東洋計量史資料館

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2010年11月1日 『秦の始皇帝の統一枡と分銅』

イメージ:資料館のマスコット「かっぱ」
はじめまして。当資料館のマスコット「かっぱ」です。
このコラムでは、はかりの豆知識やイベントのご紹介など、様々な情報を皆様にお伝えしたいと思っています。
記念すべき第一号のコラムは、当資料館の学芸委員に、『秦の始皇帝の枡と分銅』を紹介していただきましょう!
 

みなさん、はじめまして

当資料館をご案内いたしております、学芸委員です。
記念すべき第一号のコラムは、『秦の始皇帝の統一枡と分銅』をご紹介させていただきます。

さて、今日、11月1日は計量記念日です。
今の計量法が施行された平成5年11月1日にちなみ、以後11月1日が「計量記念日」となりました。

この計量法ですが、現在は、国際的に計量基準を統一するように決められています。ところが昔は、各国の権力者が独自に計量の基準を決めていました。
度量衡を定める・改正するということは、権力の象徴だったんですね。

イメージ:東洋計量史資料館 学芸員
東洋計量史資料館 学芸委員

秦の始皇帝が定めた「統一枡」と「分銅」

イメージ:秦の始皇帝 枡、分銅(複製品)
秦の始皇帝 枡、分銅(複製品)

秦の始皇帝も天下統一の際、文字とともに度量衡の統一をおこないました。
当資料館にはなんと、その秦の始皇帝が定めた「統一枡」と「分銅」の複製品が所蔵されております。
現物は上海博物館に保管され、中国の一級文物(国宝)に指定されている大変貴重なものです。この複製品は、計量史の日本・中国の泰斗である、岩田先生と丘女士とが相談し上海博物館の協力を得て製作致しました。

昔から計量の基準が乱れれば、社会秩序が乱れると言われています。
今日、私たちの身の回りには、たくさんの「はかり」があります。
これらの「はかり」は、すべて計量法のもと定められ、検定されているからこそ、正確・公平に計量でき、社会秩序が保たれていると言えるのではないでしょうか。そんなことを、この計量記念日に思い出していただけたらと思います。

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