東洋計量史資料館

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2011年1月26日 繭の雌雄鑑別器

イメージ:資料館のマスコット「かっぱ」

あけましておめでとうございます。当資料館のマスコット「かっぱ」です。
本年も「かっぱさんのコラム」を通じまして、皆さんに様々な情報をお伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。寒い日が続いていますが、皆さん元気にお過ごしでしょうか。

1年の無病息災を願う「どんど焼き(別名:三九郎)」が全国各地で行われました。皆さんは繭玉を焼いて食べましたか?

2011年第1号のコラムは「繭」にちなみ、蚕糸産業関連の中から『雌雄鑑別器』をご紹介させていただきます。

 

「雌雄鑑別器(しゆうかんべつき)」

雌雄鑑別器とは、繭になった蚕の雄と雌を分ける機械です。

一見どれも同じに見える繭を、どのように雄と雌にわけると思いますか?

 

雌は雄より重いと言われていたため、ある一定の基準を設け、それより重いものは雌、軽いものは雄と区別されました。

雌はすぐ生糸にされず、繁殖用となります。

ですが、中には軽い雌や重い雄もいるので、100%区別することは不可能だったようです。

 

その他の蚕糸業に関連するはかりや検査機器はこちらからご覧いただけます。

 コレクション「蚕糸業関連」

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雌雄鑑別器(しゆうかんべつき)

「三九郎(さんくろう)」

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三九郎のようす

「どんど焼き」「左義長(さぎちょう)」と呼ばれている小正月に行われる火祭りです。ここ長野県松本市周辺では、「三九郎(さんくろう)」の名で親しまれています。

「繭玉」と呼ばれる米の粉で作った団子を柳の枝に刺して、焼いたものを食べ、1年の無病息災を祈願します。

 

「三九郎」の呼び名の由来は、

  ・道祖神祭りを統括する神主「福間三九郎太夫」の名前

  ・三九郎と呼ぶ木製の人形を供えるため

  ・江戸時代の「重税・凶作・疾病」という三つの苦労を追い払うため

などの諸説があります。

 

地域によっても呼び名は色々あるようですね。皆さんの地域では何と呼んでいますか?

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