東洋計量史資料館

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2015年11月30日 「牛馬掛秤」

イメージ:資料館のマスコット「かっぱ」

 

 

  皆様ご無沙汰しております。当資料館のマスコット「かっぱ」です。

 

  「天高く馬肥ゆる秋」もいよいよ終わりに近づいてきましたね!

  読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋、紅葉の秋などなど・・・。

  秋は色々なことにチャレンジするとっても良い季節です。

  今年の秋はみなさんにとって実り多き秋となりましたでしょうか。

 

  今回のコラムでは、「“馬”肥ゆる秋」にちなみまして、

  「牛馬掛秤(ぎゅうばかけばかり)」をご紹介いたします。


 

ウシや馬の体重計「牛馬掛秤」

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牛馬掛秤

 

この秤は、その名の通り、牛や馬を計量するために使われた台秤です。

当館で所蔵する秤のなかで最も大きなこの台秤、最大1.2トンまではかることができます。

 

使い方はとてもシンプルです。正面の錘を右にスライドして、桿(さお)が

まっすぐになった所で目盛を読みます。

下の錘(写真①)で150kgずつ大まかに加算し、上の錘(写真②)で1kgずつ計量していきます。

 

 

実はこの牛馬掛秤、当館にあるものは大正~昭和にかけて使用されたものですが、

古くは明治時代初期の文献にも登場します(写真③)。なかなか素敵なデザインですよね。

 

同じような家畜(牛や馬、羊など)の計量器は、現在でも「牛衡機(ぎゅうこうき)」という名前で

製造されています。明治初期から続くベストセラーといえるかもしれませんね!

 

◆◆ 牛馬掛秤は、当館の第五展示室「大型の間」に展示中です。ぜひ、ご来館ください! ◆◆

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▲写真① 下の錘(150kgずつの錘)

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▲写真② 上の錘(1kgずつの錘)

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▲写真③ 明治の文献に登場する牛馬掛秤

     出典:小泉袈裟勝『秤』より

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