LPガス IoTシステムLTE Cat.M1IoT-R
該当器種
- IoT-R
概要
LTE回線を利用したLTE Cat.M1対応の送信機です。
LPガスマイコンメーターに接続し、LTE回線を利用して、メーターの検針値や保安情報などをスマートセンターに送信します。
LTE回線を利用するため、顧客宅の通信回線に依存せずに運用していただけます。
LPWAの技術を搭載した新しい世界標準規格の通信機器です。
特長
- 電池で10年通信可能。(運用方法、設置環境による変動があります。)
- 通信エリアが広い。(基本は通話できる範囲)
- 顧客宅の通信回線にまったく依存しないで双方向通信が可能。
- ハード価格は高いコストパフォーマンスを発揮。
- ランニングコストは通常使用であれば定額で有効活用が可能。
- IoT-R固有の多様なソフトの運用が可能。
- 電池式でコンパクトなので設置工事が簡単。
- センターとIoT-Rは【1:1】なのでメンテが容易。
取付方法の特長
設置先で顧客情報の紐付けが完結
- 専用ポータルサイト「工事Navi」からスマートフォン等で紐付け作業を行えます。
センターへの通信確認及び帰社後の紐付け作業が不要です。
検針値、メーター製造番号も確認できるため、設置ミスの防止につながります。
※一部のメーターでは製造番号が確認できない場合があります。
取り付ける端末を選びません
- 現場取付時にセンターとの紐付けから端末の初期設定まで行うため、どの端末でも設置先を選ばず取り付けが可能です。
センターへの電話確認が不要です
- お手持ちのスマートフォンで開通確認(随時検針の結果確認、運用開始通報の確認)が行えるため、センターが無人でも設置が可能です。24時間365日設置作業が行えます。
機能
1.定時検針機能
- 指定された時刻のメーター検針値(毎日0時00分など)を取得し、指定された時刻(送信は時間を分散して実施(注))にセンターへ検針データを通報します。
- 用途に応じて、毎日または月に1回の検針が可能です。
- ★
- 1時間毎の検針値を毎日送信できます。
東洋計器製PR型の場合、1日の用途別検針値も毎日送信できます。
(注) 同一時刻の定時検針発呼について
同一時刻に約100件以上受信可能。発呼時刻はセンターで自動設定。事業者毎の時間帯の中で時刻を秒単位で設定。
2.利用開始通報機能 ※特許登録済
- 設定時間内(例えば24時間ごとや朝5時~9時など)にガスを使用すれば通報、もしくは使用しなければ通報する機能。
- この機能により高齢者の「元気メール」「異変メール」への応用や、別荘地などの「使いはじめ通報」に利用できます。
3.詳細データ取得
- 840データのロードサーベイ機能があります。
1時間毎のデータなら35日分に相当
10分毎のデータなら5.8日分に相当
- ※
- 本運用の場合、電池寿命は10年とは異なります。
4.期限管理通報
- 運用開始通報後10年となる数ヶ月前に通報。
5.FOTA機能
- IoT-Rのファームウェアの書き換えを遠隔で行うことができます。
新たなサービスの提供等が可能です。
仕様・寸法
こちらのPDFファイルをご参照ください。
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