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信州の自然やイベント

2017年5月27日 上高地散策

上高地散策

上高地は、長野県松本市にある標高約1,500メートルの山岳景勝地です。日本の貴重な「風景の財産」として、国の文化財にも指定されています。
「神の降り立つ地(神降地)」とも称される日本屈指の山岳景勝地は、国内外から年間150万人もの人々が訪れ、山・緑・水の風景が織りなす絶景を楽しんでいます。

この日は恵まれた天候で青空が広がり、絶好のハイキング日和でした。
河童橋から徒歩で片道約2時間、徳沢までの散策の様子をご紹介します。

大正池と焼岳
上高地で私たちをはじめに出迎えてくれるのは、河童橋手前の大正池です。
北アルプス唯一の活火山・焼岳の大噴火により梓川がせき止められてできた池です。
美しい水面に山々が映ります。
大正池と穂高連峰
沢の流れ
河童橋から散策スタート。
上高地の川や池は、底が鮮明に見えるくらい、どこも水が透き通っています。
河童橋付近のこの沢も、鮮やかな緑の水草が水の流れにそよいでいるのが見えます。
穂高連峰
見渡す限りの山!
穂高連峰の山々に囲まれ、自然の雄大さを感じます。
穂高連峰
明神池 一の池
河童橋から徒歩一時間ほどの「明神池」は、針葉樹林に囲まれた穂高神社の神域です。
大小2つの池に分かれており、静かな佇まいは荘厳さを感じさせます。
明神池 二の池
ニリンソウの群落
5月下旬はちょうどニリンソウの開花時期のため、あちこちで群落を目にします。
白い花と緑の葉の絨毯が広がり、とても美しいです。
ニリンソウ
ニリンソウ
徳沢に到着
ゴールの徳沢に到着。
休憩をして、復路へ出発します。
前穂高岳東面の岩壁
前穂高岳東面の岩壁が眼前に広がります。
ここは井上靖の小説「氷壁」の舞台にもなった場所です。
野生の猿
上高地には野生の猿が生息しており、道中も何匹か目にしました。
ふわふわと毛並が良いように見えるのは、豊かな自然のおかげでしょうか。
子猿が戯れる姿も可愛らしいです。
子猿
シロバナエンレイソウ
明神池からは、行きとは川を挟んで反対のルートを歩いて河童橋へ向かいました。
道中はシロバナエンレイソウやオオカメノキなど、様々な山野草が花を咲かせていました。
オオカメノキ
清々しい青空
河童橋へ到着!
汗ばんだ体を爽やかな風が撫でていき、とても気持ち良いです。
青空と緑の木々、澄んだ空気で、清々しいハイキングになりました。

上高地での散策は、砂利道ではありますが山登りほどは険しくなく、難易度や滞在時間に合わせて歩くコースを選べるので、どなたでも楽しめると思います。
ぜひ、松本の誇る豊かな自然「上高地」にお越し下さい。

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