• お知らせ
  • 採用情報
  • ENGLISH
  • 電話番号0263-48-1121

信州の自然やイベント

2023年1月20日 冬の蓼科・白樺湖と霧氷

1月に入り、雪の降る日も多くなってきました。日本各地で最強寒波の影響が出るなど、寒い日が続いています。
昨年12月、長野県茅野市の蓼科・白樺湖エリアを散策してきました。長野県中部に位置する茅野市は市全体の標高が高く、茅野市役所は日本で最も高い場所(801m)にある市役所といわれています。スノーシーズンになると、雪山登山やウインタースポーツで多くの方々がお越しになります。


日本画家・東山魁夷(ひがしやまかいい)の作品『緑響く』のモチーフとなった地として有名な御射鹿池(みしゃかいけ)から散策をスタートしました。シーズンオフで閑散としていましたが、水面に映るリフレクションがきれいでした。


女の神氷水
こちらは、女の神氷水(めのかみひょうすい)です。道路沿いにある湧き水群で、普段は岩の間から細い水流が何本も流れ落ちているそうですが、この日は水流が凍り氷柱になっていました。

少し行くと、女の神展望台があります。標高1,700m地点にあり、八ヶ岳、南アルプスの山々が見渡せる大展望です。展望台の北側にそびえる標高2,530mの蓼科山も間近で見ることができました。
女の神とは、蓼科山の別名「女ノ神山」に由来しているそうです。


山の紹介

展望台から見える山の紹介。

蓼科山

雄大な蓼科山。

山の紹介

南アルプス連峰。
中央に見えるのは、北岳と甲斐駒ヶ岳。

蓼科山

右端に見えるのは、冠雪した浅間山。

オープン間近のスキー場(しらかば2in1スキー場)へ立ち寄りました。積雪があり、冬らしい景色が広がっていました。


しらかば2in1スキー場
霜柱

霜柱ができていました。

こちらはあまり見かけたことのない、「霧氷(むひょう)」という着氷現象の一つです。過冷却された霧粒が風で木や草などに吹き付けられ、その刺激で氷となったもので、とても幻想的でした。


霧氷1
霧氷2
霧氷3
霧氷4

次は湖をめぐりました。白樺高原にある女神湖(立科町)は、女ノ神山(蓼科山)の姿を湖面に映すことから名付けられたそうです。標高1,540mに位置し、冬になると湖面が完全凍結するため、日本国内では珍しい「女神湖氷上ドライブ」というイベントが開催されています。


白樺湖
こちらは、同じく白樺高原にある白樺湖(茅野市)です。白樺湖周辺には宿泊・レジャー施設やアクティビティが数多くあり、長野県下有数のリゾート地として人気です。
白樺湖と蓼科山
晴れていたので、蓼科山がきれいに見えました。蓼科山は円錐火山(コニーデ型)に鐘状火山(トロイデ型)が噴出してせり上がってできた二重式火山で、日本百名山の一つです。
白樺湖
こちらは蓼科高原にある蓼科湖で、ボートや釣りを楽しむことができます。春から夏には色とりどりの花が咲き、秋には鮮やな紅葉が見られます。
奥に八ヶ岳が見えました。

四季を通して自然を楽しめる蓼科は、北八ヶ岳の登り口でもあります。北八ヶ岳は多種多様な苔の生育地として知られ、白駒の池や苔の森は神秘的な風景に出会える場所として有名です。
県内で訪れてみたいところはまだまだたくさんあり、これからも長野の大自然を体いっぱい感じていきたいと思った一日でした。


撮影:代表取締役会長 土田泰秀

ページの先頭へ戻る