2022年4月22日 朝日村 古川寺・武居城公園
東筑摩郡朝日村で見つけた春の風景をご紹介します。ウグイスが鳴き、ゆったりした時間が流れていました。
古川寺の春
古川寺(こせんじ)は、平安後半の開基と伝えらえる高野山真言宗のお寺です。1月に行われる厄除観音初縁日には近隣地域から多くの方が訪れるそうです。山の麓に建つお寺ならではの風情があり、松本市街地では散ってしまった桜もまだ楽しむことができました。





この日は晴れていたので、境内から東の山々がきれいに見えていました。

お寺の石垣にいた青い尻尾の子トカゲ。日向ぼっこでしょうか。
古川寺周辺で見つけた春の植物。

ニリンソウ

ヒトリシズカ

ムスカリ

大きくなったフキノトウ

古川寺の向かいにあるカタクリの群生地。村の天然記念物になっています。

カタクリの中に混じって咲いていたイカリソウ。
武居城公園
古川寺から車で10分ほどのところにある武居城公園にも立ち寄ってみました。武居城は鎌倉時代、三村氏という地頭により築かれたと伝えられ、その城跡は長野県史跡に指定されています。



公園内に建てられているお茶室「和合庵」。

こちらの冠水門の奥が武居城跡となっています。

公園一帯は土が湿っている場所が多く、ミズバショウがあちこちに咲いていました。アジサイやスイレンなど、季節により様々な花を楽しむことができるようです。