2023年11月27日 戸隠神社奥社と杉並木
11月も終わりに近付き、東洋計器本社の木々はすっかり落葉して冬の装いとなりました。もうすぐ冬本番、風の冷たさが身に染みるこの頃です。
10月の終わり、長野市へ足を運び、秋の戸隠神社奥社に行ってきました。奥社は標高約1,350mに位置し、松本市街地よりも紅葉が進んでいました。
霊山戸隠山の麓にある戸隠神社は、奥社・中社・宝光社(ほうこうしゃ)・九頭龍社(くずりゅうしゃ)・火之御子社(ひのみこしゃ)の五社からなる神社です。奥社と九頭龍社は隣接していますが、他の三社は点在しています。
平安時代には修験道の道場として全国的に知られ、鎌倉時代には高野山、比叡山と並ぶほどに栄えていたといわれています。
平安時代には修験道の道場として全国的に知られ、鎌倉時代には高野山、比叡山と並ぶほどに栄えていたといわれています。
戸隠神社といえば、奥社参道の杉並木が有名です。写真の奥に見える赤い随神門(ずいじんもん)を抜けると、その先に樹齢約400年を超える200本以上の杉並木が約500mにわたって続きます。
この杉並木含む戸隠神社奥社社叢は、長野県の史跡・天然記念物に指定されています。
この杉並木含む戸隠神社奥社社叢は、長野県の史跡・天然記念物に指定されています。
参道入口の鳥居をくぐり、奥社までは約2kmの道のりです。この日はあいにくの天気で足元が悪く、ゆっくり登っていきました。杉並木を抜けると石段が続き、登り切ると奥社と九頭龍社へ到着です。
参道が長く険しいため、奥社への参拝は「登拝」ともいわれているそうです。
お詣りを済ませ、おみくじを引きました。
戸隠神社は一般的な自分で引くタイプのおみくじではなく、窓口で年齢(数え年)と性別を伝えると、奥で神職の方が一回一回祝詞をあげておみくじを引き、渡してくれます。また、おみくじには「平吉」「平」といった珍しいものも含まれているそうです。
復路を歩き、中程で随神門が見えてきました。戸隠神社奥社と九頭龍社の参拝ももうすぐ終了です。
戸隠の自然の中でたくさんのパワーをもらい、秋の行楽を楽しみました。グリーンシーズンの戸隠神社もぜひ訪れてみたいものです。
戸隠の自然の中でたくさんのパワーをもらい、秋の行楽を楽しみました。グリーンシーズンの戸隠神社もぜひ訪れてみたいものです。
※掲載されている情報は、撮影当時のものとなります。
撮影:総合企画部 企画広報室