2022年11月3日 晩秋の上高地散策
秋も終盤、紅葉が深まる中、上高地に行ってきました。天候にめぐまれ、予想以上に暖かく、散策日和の一日でした。
信濃川水系犀川の上流部・梓川に建設された奈川渡ダムは、長野県で一番大きく、堰堤の高さ155mは日本で3番目に高いアーチ式コンクリートダムです。下流の水殿(みどの)ダム・稲核(いねこき)ダムとともに、「安曇3ダム」もしくは「梓川3ダム」と呼ばれ、安曇発電所と水殿発電所では揚水発電を行っています。
透き通った水が静かに流れる清流が楽しめる岳沢湿原は、河童橋から徒歩15分あれば来れるおすすめスポットです。
眼前には穂高連峰を望むことができます。
眼前には穂高連峰を望むことができます。
岳沢湿原に向かう道沿いにあるイチイの大木。
イチイの木は、ほぼ日本全国に分布し、やわらかくて小さな赤い実がなります。生垣などによく使われますが、ここまでの大木はなかなか見ることができません。
「イチイ」という名は、むかし宮廷で地位の高い人々が用いる笏を、この木で作らせたことに由来していると言われています。
また、別名「アララギ」と呼ばれ、短歌雑誌「阿羅々木」の語源として知られます。
イチイの木は、ほぼ日本全国に分布し、やわらかくて小さな赤い実がなります。生垣などによく使われますが、ここまでの大木はなかなか見ることができません。
「イチイ」という名は、むかし宮廷で地位の高い人々が用いる笏を、この木で作らせたことに由来していると言われています。
また、別名「アララギ」と呼ばれ、短歌雑誌「阿羅々木」の語源として知られます。
上高地ホテル 白樺荘のレストランで、眺望のよい窓際に座り、穂高連峰を眺めながら昼食をいただきました。
今日の昼食はビーフカレー、デザートにケーキ、コーヒー3杯です。
今日の昼食はビーフカレー、デザートにケーキ、コーヒー3杯です。
上高地から見える山々
「西穂高」「奥穂高」などに混じって「天狗のコル」と呼ばれる部分があります。不思議な名前ですが、「コル」は「鞍部」の意で、高い山にはさまれて標高が低くなっているところを言うそうです。
上高地は11月中旬から4月下旬まで閉山期となるため、今年最後の上高地散策となります。
青空に映える紅葉が美しく、清々しい秋を満喫することができました。
撮影:代表取締役会長 土田泰秀