2017年8月1日 信州の渓谷
涼しさを求めて
今年も夏が到来しました。いつもはカラッとして比較的過ごしやすい松本ですが、今年はジメジメと湿気を帯びた日が多く、蒸し暑い日が続いています。
今回は、そんな暑い夏にぴったりの、清涼感あふれる信州のスポットをご紹介します。
乙女の滝

撮影:水道松本工場水道試験係 宮下大
1つ目は、長野県の東部に位置する、南佐久郡佐久穂町の「乙女の滝」です。
森林に囲まれた古谷渓谷の中にある滝で、巨大な石をはさみ、二筋に分かれて落下します。
真白な水しぶきをあげて流れ落ちる様は迫力満点で、今にも水の音が聴こえてきそうですね。
乙女の滝という名は、猟をする若者と美しい娘が結ばれたという伝説からだそうです。
秋には紅葉を、冬には見事な氷柱を楽しむことができます。

こちらは紅葉シーズンの佐久穂町の様子。
のどかで美しい里山の風景が広がります。
のどかで美しい里山の風景が広がります。
犬ころの滝

撮影:水道松本工場水道試験係 宮下大
2つ目は佐久穂町の南に位置する、南佐久郡南相木村の「犬ころの滝」という不思議な名前の滝です。
苔むした岩場を幾本にも分かれて流れ落ちていきます。落差10mほどで、滝の幅が広いので見応えがあります。
近くには温泉もあり、滝の音を聞きながらつかる温泉は、とても癒されそうです。
阿寺渓谷

3つ目は、長野県の南部、木曽郡大桑村の「阿寺渓谷」です。
木曽川の支流・阿寺川を形成する渓谷で、その美しい水の色は「阿寺ブルー」と呼ばれています。澄んだエメラルドグリーンが特長の、全国でも屈指の美しい川です。
驚くほど水の透明度が高く、深い場所でも川底まではっきりと見えます。
光の当たり方によって濃淡や色味が変化し、息をのむ美しさに圧倒されます。
